こんにちは!昨日はコロナ禍で初開催の国内でのUCIレース(JBCFやJCLのレースは違い、UCIによる国際レースのこと)のツアー・オブ・ジャパン(以下、TOJ)開催されました。

国際レースといっても、コロナの影響で参加できたのは国内のチームのみでしたが、国内リーグが分断した今年では初めて全チーム揃っての出走となったレースでした。CAMELEONのアドバイザーとして活動している小石祐馬選手と小林海選手もそれぞれ、活躍を見せてくれました。

読者様の中にはTOJを観戦されていた方、また実際にTOJを走った選手の皆さんもいるかも知れません。そこで、今回調整が上手に行かなかった選手とそうでない選手が居たと思います。

そこで、調整が上手く行った選手とそうでない選手の違いを説明していきたいと思います。

まず、去年今年はレース開催が少なく例年通りなら、TOJを走るまでにしっかりと何レースもこなして来ての参戦といった形とは違い、今シーズンに入って数レースしか走らないでのTOJ参戦といった選手も多かったかと思います。

そこで、大事になってくるのは日頃のトレーニングです。

おそらくプロ選手でも普段のトレーニング方法にな2タイプあると思います

・自分で考えたトレーニングメニューだったり、近くの選手と一緒にトレーニングしてちぎり合いだったり競い合ってトレーニングしている選手。

・CAMELEONの様なパワートレーニングを受けていて、専属コーチによる個人のメニューを行い、管理してもらっている選手。

弊社アドバイザーの2人も、小石選手はPeaksCoaching中田コーチに、小林選手はEntrenamient Ciclismoのハビエルコーチにパワートレーニングを受けています。

総合でTOP10に入った選手達はみんな何かしらのパワートレーニングを受けているのではないでしょうか?

ここで、自分で考えたトレーニングを行っている選手をパワートレーニングを受けていてる選手の差は管理されているかどうかです。

プロのキャリアが10年、20年をあるベテラン選手なら自分の塩梅でトレーニングを管理できるかもしれませんが、若い20代前半などの選手はいかかでしょうか。自分で管理するほどの知識も経験も乏しく、正しく管理するのは難しいと思います。

普段レースのない期間に行うトレーニングでは意味を計画的に行う必要があります。パワートレーニングを受けている選手の場合、コーチがどのパワーゾーンで〇〇分、トレーニング時間は合計で〇〇時間などきめ細やかにトレーニングメニューが組まれるのが一般的です。

一方、自分でトレーニングを決めている選手は、今日はどこどこの峠を頑張るや、特に何も決めずそこそこのペースで4〜5時間乗ったりすることが多いイメージです。

これだと、レースがない状態だとパワートレーニングは受けている選手はコーチによって組まれたメニューでレースを想定したトレーニングを行いますが、自分で考えてトレーニングしている選手はそこまで忠実にレースを想定したトレーニングは行えないでしょう。

例として、今回のTOJの第1ステージの富士ヒルクライムは大体45分弱の登りでした。そこで45分の登りがあるレースといった想定の元、コーチに専用トレーニングメニューを組んでもらいトレーニングといった形でトレーニングが行えますね。これは他のヒルクライムレースでも応用ができます。

プロの選手だけでは無く、ホビーの方もパワートレーニングで適切にトレーニングを行えばヒルクライムレースでのタイプアップも達成可能です。

実は、プロ選手よりも、出るレースや目標とするレースがはっきりとしているホビーライダーの方がパワートレーニングに適しているところもあるでしょう。

カメレオンロードバイクトレーニング

CAMELEON – カメレオン

欧米のプロ選手を指導しているコーチの下でパフォーマンスUPは勿論

やりすぎや怪我を防止しながら競技力向上を目指すトレーニングシステムです