パワートレーニング×コーチングを半年実施した結果は?カメレオン受講者に聞きました

 

 パワートレーニングやパーソナルコーチングサービスを始めるにあたり、「どんなメニューなのだろう」、「効果はあるのだろうか」と心配になる方がほとんどだと思います。今回は実際にカメレオンバイクフィットネスを受講する学生にインタビュー。始めてから約半年たった結果や感想を聞きました。

今回お話を伺ったのは宇都宮市在住の宇賀持凌さん(サイタマサイクルプロジェクト)。JBCFのE1カテゴリーに参戦しており、ヒルクライムを得意としています。大学生活と選手活動を両立しているなかで、ことし7月からパーソナルコーチングを受け始めました。

 

――コーチングを受け始めたきっかけを教えてください。

 

 高校3年生から競技を始めて約5年。これはでは自分でトレーニングメニューを考えたり、所属しているチーム練習に参加し、その時の流れで練習を重ねてきました。パワーメーターも2年ほど前から取り入れてきましたが、やはりメニューを自ら決めて実行するのは結構ストレスでした。

 一方、コーチングを受けることの必要性はそこまであるとは思っていませんでした。膨大な量のパワートレーニングに関するハウツーが載っていますからね。検索すればいくらでも調べることができます。

 

 しかし、我流で続けてもこれ以上速くなるかがわからなくなってしまった。そこで、縁があってカメレオンバイクフィットネスでパーソナルコーチングを受け始めました。

 

――自己流のメニューとコーチが作るメニューの違いはありますか?

 

 自分で決めたメニューでは強度の上げ下げが激しいトレーニングを多く取り入れていました。一方、コーチから送られてくるメニューは中強度の指示が多いですね。また、レースに応じて練習の距離や強度を調整してくれるので、自ら考えるストレスが減ったことはメリットだと思います。「明日はどんなメニューで走るべきか…」と前日の夜に悩むことがなくなりましたからね。

 トレーニング可能な時間などはアンケートフォーム形式でコーチに伝えています。ある程度変更も可能ですし、続けやすい環境だと思います。

――約半年続けてみて結果は変わりましたか?

 僕は上りが得意なのでヒルクライムレースで結果を出したいと考えています。しかし、今年はコロナ禍の影響であざみラインや大分のヒルクライムレースなど、狙っていたレースが開催されず、少々残念なシーズンではありました。

レース数が少ないなか、10月中旬に開催された霞ヶ浦タイムトライアルのE1カテゴリーでは、平坦基調なコースプロフィールにも関わらず18位でフィニッシュをし、上位に付与される20ポイント獲得することができました。それまではTTで好タイムを出せずにいましたが、純粋にフィジカルのベースアップが叶ったのだと思います。小規模のレースであれば優勝できるほどに成長しました。

 今後目標としているのは来年の富士ヒルクライムです。主催者選抜に出場できる予定なので、トレーニングに励んで効果測定をしたいですね。また、JBCFのヒルクライムリーダージャージも狙っています。来季6〜8月にピークを持っていけるよう、パワートレーニングに励んでいきます!

カメレオンロードバイクトレーニング