忙しい人ほど伸びる!自己流よりも“楽して強くなる”世界基準のトレーニング

 山本さんはロードバイク歴が10年以上で、周囲からするとベテランの域に達する経験年数があります。しかし、競技者としてトレーニングに励み始めたのはここ数年。スマートトレーナーとズイフトを掛け合わせた室内走を中心に注力したという。

「より効率的な練習を」という目標のもと、厳しい練習に励んできた山本さん。一方で、負荷が高く、体全体が痛くなることもあったという。闇雲に高い強度に挑んでしまい、知らずに疲れを溜めていまい、伸び悩んでしまった。山本さん自身「ストレスが高い状態で続けても良くない」と感じていたという。

そこで出会ったのがカメレオンバイクフィットネスのオンラインコーチングサービスでした。「ちゃんとしたプロのコーチから指導を受けてみたい」という山本さんの希望通り、“お試しプラン”からヒアリングを元にスタート。すると、拍子抜けするくらい良いペースでトレーニングが始まったといいます。

体重と共にパワーを落とさないことが心配だったという山本さん。その不安をよそに、無理がなく、効果的に、そしてベースを積み上げていく方針のトレーニングプランをこなすうち、コミュニケーションを経て信頼関係がコーチとの間に出来上がっていったといいます。海外出身のコーチですが、Google翻訳を駆使しながら週2回ほどのペースでやりとりを行なって意思疎通を図ったそうです。

山本さんが得たスキルは、フィジカルの強さだけではありません。トレーニングでは繊細なパワーコントロールを要します。踏みすぎていないか、適切な出力が出ていないのではないか。パワーメーターと左イクルコンピューターの値が正確な数を刻む中、自らの脚と呼吸をコントロールしなければなりません。このような“己を知る”練習ができたからこそ、レース中に最適なペーシングができるようになったと山本さんは語ります。

毎年6月に富士スバルラインで開催される「富士ヒルクライム」において、目標の一つとして掲げていた大会を1時間27分台でフィニッシュ。そして、今季最大の目標として掲げていた「2022佐渡国際トライアスロン大会」において、チームで出場したバイクパートを2位で完走。チーム全体でも総合2位という好成績を収めました。3時間半にも迫る自身との戦いを、ペースを乱すことなく、力を出し切ったリザルトでした。

山本さんは語ります。「これまでは変に踏ん張ってしまい、ペダルを踏み込むべき緩いところで垂れてしまった。本来ならばそこで踏まなければ結果は出ません。カメレオンのコーチングサービスを受講することで、そのフィジカル的なベースと、自らのパワーをマネジメントできるゆとりが生まれました。私のように“チャレンジしてみたいけど、何をしたらいいのかわからない”という社会人にこそ効果的なサービスではないでしょうか」。

機材を充実させることも魅力的ですが、強さの本質を伸ばすことであなたのサイクルライフは劇的に変化します。仕事に追われて時間のない忙しい社会人こそ、効果的で実践的な世界基準のトレーニングに挑んでみませんか?

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